Q&A

皆さんから、よく寄せられる質問をごく簡単にQ&Aにまとめてみました。

Q:労働組合ってナニ?
A:労働者が主体的かつ自主的に労働条件の維持・改善や、経済的地位の向上を主な目的とする組織またはその連合団体のことをいいます。1人では解決しにくい賃金や労働時間、労働環境などの問題を労働組合という団体組織で使用者と交渉するなどの活動が基本的です。

Q:労働3権ってナニ?
A:憲法第28条に基づく「団結権」「団体交渉権」「団体行動権」の3つです。労働者の基本的権利として、すべての労働者に保障されています。
・「団結権」は、労働者が団結して労働組合を自主的に結成できる権利です。
・「団体交渉権」(団交)は、労働組合が労働条件の改善や職場の問題解決などを目的に使用者と交渉する権利です。使用者は団交を拒否できません。
・「団体行動権」は、団体交渉がまとまらなかった際に、要求を実現するためにストライキなどの争議を起こす権利です。

Q:労働基準法ってナニ?
A:憲法第27条に基づいて、使用者が守らなければならない労働条件の最低基準を定めた法律です。労働時間は1日8時間、1週40時間とし、時間外労働と休日労働は、労使で結んだ協定に従って行うことなどを定めています。この協定は、労働基準法第36条の規定によることから、一般的に36(サブロク)協定と呼ばれています。

Q:不当労働行為ってナニ?
A:労働組合の正当な活動を理由に、使用者が特定の労働者を不利益に取り扱う行為のことです。組合の結成や労働組合員であることなどを理由とした配転、賃金カットなどの不当な処遇、労働組合に加入しないことを採用条件とすること、団体交渉の拒否、組合活動への介入および経費援助などは禁止されています。

Q:労働組合って、どうやってつくるの?
A:労働組合は2人からつくれます。労働組合結成の届け出や承認手続きなどは不要です。使用者との交渉は数の勝負でもありますから、少人数で結成しても、従業員の過半数で組織する組合を目指します。

Q:会社に労働組合がありません。つくるのは難しそうなので、既存組合に入りたいのですが。
A:労働組合のない企業が大多数です。あっても企業別組合といって、正社員だけを組合員として認めているケースが大半です。しかし、増加が社会問題視されているパートタイマー、派遣労働者、契約社員といった非正規労働者でも入れる組合があります。私たちの新聞通信合同ユニオンも、その一つです。私たちの組合は新聞の産別で、1人からでも加盟できる労働組合です。

Q:組合加盟のメリットには、どうようなものがありますか?
A:組合員になれば、労働組合を通じて、会社と団体交渉ができるようになり、さまざまな問題の解決に向けた環境が整います。1人では闘えなくても、組合に加盟すれば大勢の仲間から支援が受けられます。

Q:組合では、どうような問題を扱っていますか?
A:活動対象となる問題は、労使を巡るトラブル全般です。不払い残業代や賃金カット、職場のセクシュアルハラスメント、パワーハラスメント、モラルハラスメント、マタニティーハラスメント、配転、転勤、出向に伴う不利益、解雇、雇い止めなど多岐にわたる労使問題に取り組んでいます。

 

東京都労働相談情報センター「労働組合のしおり」