これまでどんな相談があったの?どうやって解決したの?

①分割返済を認めさせました!
持病のあるAさんは新聞奨学会に仕事ができるか相談してから新聞奨学生になりました。しかし実際には新聞配達はハードワークで、ここままでは命の危険が。販売店は奨学会から病気のことは聞いていないといいます。店主は「辞めるなら奨学金をすぐに全て返せ。返せないなら店から出さない」とAさんを軟禁しました。
【新聞労連の対応】
新聞労連に加盟する本社の組合に相談。販売局から販売店経営者に指導してもらい「分割返済」を認めさせ、無事に新聞奨学生を辞めることができました。

②素人判断はせず、専門家に相談を!
Bさんはあるとき新聞代金を集金していて「住所は正しいのだが読者ではない」というケースがあり、新聞店主に報告すると「このことは秘密にするように」と注意されました。そのときから嫌がらせが始まり、集金用の釣り銭を給与から一方的に天引きされたり、給与を半額に削られ、休日も働かされるようになった結果、Bさんは鬱を発症し解雇されてしまいました。
【新聞労連の対応】
すでにBさんは弁護士に相談し裁判を起こしており、途中から新聞労連が関わることが困難でした。しかもその弁護士は労働問題は専門外。新聞労連は本社の労働組合の協力を得ながら、集団的に話し合い、一番効果的な解決方法を考えたいと思っています。最初の対処方法を誤ると、証拠集めや目標の設定・交渉方針の修正が難しい為、あまり力になれませんでした。

③残業代を支払わせ、返済額を減らしました!
Cさんは労働契約書にサインをするときに「これは形だけのものだから」といわれ、その条件よりもはるかに長時間の勧誘や集金業務を強いられました。学校の課題もしなくてはならず、睡眠時間もろくにとれないため、あきらかにこのままでは学校をやめるか、体を壊すという状況でした。
【新聞労連の対応】
新聞労連は本社の労働組合と相談。Cさんは新聞通信合同ユニオンに加入し、労基法15条2項を根拠に退社。その後販売店とは団体交渉を、奨学会とは返済の方法について話し合いを行うことになりました。販売店主は非を認め謝罪し、残業代を支払いました。奨学会も分割返済を認めた他、本来全額返済する契約でしたが、働いた期間に相当する分を減額させました。